Persepolis 仙台の Mission day 陸前高田に行ってきた話。
Ingress 東北 XM anomaly, PERSEPOLIS primary site 仙台のイベント当日も、打ち上げも終わってた後の、その次の日の話を書いておこうと思う。
一方、「Ingressは地方活性化に効く!」という事例もちらほら出てきている中、今回は翌日に「おまいら土曜に仙台来たんやし、日曜は周辺でもういっちょ観光してカネ落としてけやDay」、略してMission dayが設定されまして。自分も数日前から「帰りの飛行機は日曜の20:30仙台空港発。さぁどうする」と、Google Mapで経路引き引きしておりました。
"Ingress - 6月は東北が熱い!ペルセポリスに続き「Mission Day」も東北7都市で開催 - Boom App Games"
http://game.boom-app.com/entry/ingress-mission-day-in-tohoku-morioka
>開催都市:石巻・女川・八戸・盛岡・陸前高田・福島・大仙
・そして一方、我らがB級ネタ大好きボンクラ人間御用達DPZにて陸前高田の土木ネタが。
"陸前高田のベルトコンベアがかっこいい - デイリーポータルZ:@nifty"
http://portal.nifty.com/kiji/150417193268_1.htm
陸前高田行き&その後のプラン決定。異論の余地なんてなかった。
陸前高田まで北上して、そのあと飛行機に間に合う程度にレンタカーで帰ってきたらええねん。時間はGoogle Mapのルート検索を足し算足し算。よっしゃ帳尻合うぽい。(その後イベント当日のオープニング中に、スマホ片手にタイムズ一関店にレンタカー予約。直前すぎて軽しか残っていなかったでござる。)
一ノ関駅で新幹線をおりて、軽でひたすら東へ峠道。同行者氏有難うございます。1時間もすると陸前高田が近づいてくる。もう遠目にベルトコンベアがみえる中、まずはMission Dayの集合場所へ向かう。商店街という名の、2階建てプレハブを2棟建てた場所でした。住民も行政もみんな高台、つまり山の中に移転している。
"高田大隅つどいの丘商店街"
http://rt-tsudoinooka.com/
何となくだいたい人数が集まったので、物販で陸前高田グッズやソフトクリーム買いつつ、主催のあいさつを聞いて登録完了。近くのミッションもひとつこなして、さぁメインのベルトコンベアだー、とおもったら。香港勢の一人が一ノ関からポケモントレインと、JR軌道バスのってやってきたんだと。とりあえず、駅からエントリー窓口までのアクセスルートそのままのミッションがあるので、それを教えておく。ていうか歩くのか。。
"JR東日本:ポケモンウィズユートレイン"
http://www.jreast.co.jp/pokemon-train/index.html
あ。陸前高田周辺には、JRのマークがついた、鉄道っぽい感じのバス停がたくさんあります。線路復旧の時間もお金もアレなので、線路を埋めて専用道に→そこにバスを通して交通をまずは復旧。という。専用道には進入禁止の踏切がついたり、BRT専用道って書かれてたりするです。
途中で、目の前のランクルが空き地に入っていったので、後ろについていくと、「震災遺構として保存された廃墟マンション」に近づくことができた。5階建てで、5階だけは、窓枠もベランダもそれほどへしゃげては居ない。1~4階は、コンクリの箱以外、全部ひん曲がっていたり、なくなっていたりした。
・鉄道橋だけ遺構として残る交差点を曲がり、髙田松原の道の駅遺構と、復興資料プレハブと、慰霊碑を見に行く。
"道の駅 高田松原 - 東北の道の駅"
http://www.thr.mlit.go.jp/road/koutsu/Michi-no-Eki/iwate/iw02.html
まーその。流石にファンキーな緑のお帽子を脱いでからお邪魔するよね。あとクッソ今更だけど、ただただ手を合わせて頭を下げるしか無いよね。目の前にロードサイドにありがちなデカい看板があったけど、見上げると「この看板のてっぺんは15m有ります。これが水没しました。」と書かれていて、軽く絶望する。
んでもって、そこから歩いて「奇跡の一本松付き素晴らしいベルトコンベア遊覧通路」を散策。いやー素晴らしい。でかい。土地の嵩上げは何よりも優先する正義だ、という感じがして、とてもいい。あの出来事を前に「復興は、かさ上げは正義だ」と、巨大なベルトコンベアを四方八方に巡らせて、山をひたすら切り崩して、できた土地には工場を誘致するらしい。居住区には使わないとのこと。
うん。心臓を握りつぶされるような大惨事を大多数の人が目の当たりにした後だからな。あの盛り土は、記憶が張り付いた地面の埋葬だったのかもしれん。セウォル号の後のゴタゴタだってなんだって、国民的大惨事のあとは、そういうもんだ。
見るものも見たので、石巻へ軽を走らせる。「ここから、津波水没区間」「ここまで津波水没区間」という看板をいくつも通過する。途中で気仙沼を通ると、同じく嵩上げしていた。今残ってる廃墟っぽい建物は、どれも震災遺構として「保存されている」ものなのだろう。もう4年も経つのだし。
なお香港勢の彼は歩いて奇跡の一本松まで歩いていたっぽい。まじか。あそこを延々と一人で歩いてたらメンタル凹まんかね、大丈夫か。
でも、周りの商店街は被害を受けたままにしてあるところと、復興して新しく仕事を始めてはる所が混じっていた。これはこれで、ひとによって見えるものが違ってくるし、面白いと思う。
"石ノ森萬画館"
http://www.man-bow.com/manga/
"牛たん炭焼 利久 - 仙台の牛たんと利久のこだわり"
http://www.rikyu-gyutan.co.jp/corpo/about.html
「そういえば、前日に仙台入りしてからここで、ようやく仙台らしいご飯食べたよー」
「マジっすか、打ち合せ忙しすぎでしょ」
「まぁ会っておきたい人がいっぱい居たからねえ」
・レンタカーも無事精算して、空港の関空行き搭乗口につくと、イベントに居た大阪メンバーがいっぱい。みんなこのPeach便で帰るんだな。なお1日で250km運転してたっぽい。軽でもイケるもんだね。。
・とおもったら。他の香港メンバーは既に新幹線で東京についた中、件の香港メンバーがまだ仙台にすら戻ってない。新幹線の終電には間に合いそうもないので、仙台で宿を見つけて泊まるとのこと。うあー。。車で拾ってけばよかったかな、いやでもああいうのは実際に歩いて打ちのめされるのも、得るものが大きいし、レンタカーですっ飛ばしてしまうには惜しいし。ああもう。
・その後無事に関空からバスで梅田へ、電車で帰宅。レポートのことはとりあえずこんどだ!ということで風呂って寝たのでした。
やー。見るもの見られてよかったですよ。現場行ってなんぼでした。Ingressは、「現場」を強く意識させる仕組みとして、他のチェックイン系webサービスより、よっぽど良く、楽しく出来てる。
次はどうなるかわからないけど。
とりあえずうまいもん食って、コミュニティのチャットに飯テロに励みたいと思いますヽ(´ー`)ノ
Ingressは飯テロが本番やからな。。
(日本橋のNOMSON CURRYの方向を見つつ)
is 何。
・イベント自体は、土曜の昼から晩まで全部使っちゃいますので、土曜だけでは観光要素ゼロなんですね。一方、「Ingressは地方活性化に効く!」という事例もちらほら出てきている中、今回は翌日に「おまいら土曜に仙台来たんやし、日曜は周辺でもういっちょ観光してカネ落としてけやDay」、略してMission dayが設定されまして。自分も数日前から「帰りの飛行機は日曜の20:30仙台空港発。さぁどうする」と、Google Mapで経路引き引きしておりました。
"Ingress - 6月は東北が熱い!ペルセポリスに続き「Mission Day」も東北7都市で開催 - Boom App Games"
http://game.boom-app.com/entry/ingress-mission-day-in-tohoku-morioka
>開催都市:石巻・女川・八戸・盛岡・陸前高田・福島・大仙
・そして一方、我らがB級ネタ大好きボンクラ人間御用達DPZにて陸前高田の土木ネタが。
"陸前高田のベルトコンベアがかっこいい - デイリーポータルZ:@nifty"
http://portal.nifty.com/kiji/150417193268_1.htm
陸前高田行き&その後のプラン決定。異論の余地なんてなかった。
陸前高田まで北上して、そのあと飛行機に間に合う程度にレンタカーで帰ってきたらええねん。時間はGoogle Mapのルート検索を足し算足し算。よっしゃ帳尻合うぽい。(その後イベント当日のオープニング中に、スマホ片手にタイムズ一関店にレンタカー予約。直前すぎて軽しか残っていなかったでござる。)
一関まで新幹線で北上、レンタカーで東となりの陸前高田へ
・てことで。打ち上げで例の紐で盛り上がり、ついでに同行者を一人ゲットして、ホテルに帰って充電だの風呂の湯気にズボンを当てーのして翌日。ほぼ朝イチの仙台駅で土産物買いつつ新幹線へ。同じチームの人が偶然乗り合わせてたぽいので軽く挨拶。一関から平泉・中尊寺に行くんだそうな。すごい。Mission Dayあまり関係ない、ちゃんとした観光だ…。一ノ関駅で新幹線をおりて、軽でひたすら東へ峠道。同行者氏有難うございます。1時間もすると陸前高田が近づいてくる。もう遠目にベルトコンベアがみえる中、まずはMission Dayの集合場所へ向かう。商店街という名の、2階建てプレハブを2棟建てた場所でした。住民も行政もみんな高台、つまり山の中に移転している。
"高田大隅つどいの丘商店街"
http://rt-tsudoinooka.com/
何となくだいたい人数が集まったので、物販で陸前高田グッズやソフトクリーム買いつつ、主催のあいさつを聞いて登録完了。近くのミッションもひとつこなして、さぁメインのベルトコンベアだー、とおもったら。香港勢の一人が一ノ関からポケモントレインと、JR軌道バスのってやってきたんだと。とりあえず、駅からエントリー窓口までのアクセスルートそのままのミッションがあるので、それを教えておく。ていうか歩くのか。。
"JR東日本:ポケモンウィズユートレイン"
http://www.jreast.co.jp/pokemon-train/index.html
あ。陸前高田周辺には、JRのマークがついた、鉄道っぽい感じのバス停がたくさんあります。線路復旧の時間もお金もアレなので、線路を埋めて専用道に→そこにバスを通して交通をまずは復旧。という。専用道には進入禁止の踏切がついたり、BRT専用道って書かれてたりするです。
ベルトコンベアへ
・坂を降りて行くと、車のナビの地図とは全く違った光景が目の前に。よくある川の土手、あれの高さ3倍はある盛り土でできた高台がそこら中に広がっていて、道路はその間の「谷」を縫うように走る。ナビの地図にない道を走っている。途中で、目の前のランクルが空き地に入っていったので、後ろについていくと、「震災遺構として保存された廃墟マンション」に近づくことができた。5階建てで、5階だけは、窓枠もベランダもそれほどへしゃげては居ない。1~4階は、コンクリの箱以外、全部ひん曲がっていたり、なくなっていたりした。
・鉄道橋だけ遺構として残る交差点を曲がり、髙田松原の道の駅遺構と、復興資料プレハブと、慰霊碑を見に行く。
"道の駅 高田松原 - 東北の道の駅"
http://www.thr.mlit.go.jp/road/koutsu/Michi-no-Eki/iwate/iw02.html
まーその。流石にファンキーな緑のお帽子を脱いでからお邪魔するよね。あとクッソ今更だけど、ただただ手を合わせて頭を下げるしか無いよね。目の前にロードサイドにありがちなデカい看板があったけど、見上げると「この看板のてっぺんは15m有ります。これが水没しました。」と書かれていて、軽く絶望する。
んでもって、そこから歩いて「奇跡の一本松付き素晴らしいベルトコンベア遊覧通路」を散策。いやー素晴らしい。でかい。土地の嵩上げは何よりも優先する正義だ、という感じがして、とてもいい。あの出来事を前に「復興は、かさ上げは正義だ」と、巨大なベルトコンベアを四方八方に巡らせて、山をひたすら切り崩して、できた土地には工場を誘致するらしい。居住区には使わないとのこと。
うん。心臓を握りつぶされるような大惨事を大多数の人が目の当たりにした後だからな。あの盛り土は、記憶が張り付いた地面の埋葬だったのかもしれん。セウォル号の後のゴタゴタだってなんだって、国民的大惨事のあとは、そういうもんだ。
見るものも見たので、石巻へ軽を走らせる。「ここから、津波水没区間」「ここまで津波水没区間」という看板をいくつも通過する。途中で気仙沼を通ると、同じく嵩上げしていた。今残ってる廃墟っぽい建物は、どれも震災遺構として「保存されている」ものなのだろう。もう4年も経つのだし。
なお香港勢の彼は歩いて奇跡の一本松まで歩いていたっぽい。まじか。あそこを延々と一人で歩いてたらメンタル凹まんかね、大丈夫か。
南下しまくって石巻着
・何気に高速が無料区間と設定されている中、石巻にてお昼ごはん。石巻のMission Day窓口におじゃましてから、「石ノ森萬画館」から始まるミッションを2つこなす。町にはサイボーグ009や仮面ライダーなど、氏の作品の像がいっぱい。件の美術館は川の中州にあり、建物は残ったものの、結構な被害を受けて、そこから元通りに直してはった。でも、周りの商店街は被害を受けたままにしてあるところと、復興して新しく仕事を始めてはる所が混じっていた。これはこれで、ひとによって見えるものが違ってくるし、面白いと思う。
"石ノ森萬画館"
http://www.man-bow.com/manga/
仙台で晩御飯、仙台空港から帰宅の途に
・で、ぶらぶらしてたら我らがチームリーダーがそこにいた。曰く「いやーおみやげ買ったら鞄に入りきらなくてなあ。グッズいくつか買ってくれない?」とのこと。なんぼか買って、ついでに仙台駅まで送る。3人で利休の牛たん食べて、同行者は仙台駅でおわかれ。助かりました。ありがとうございました。リーダーと二人で仙台空港まで車を返しに行く。"牛たん炭焼 利久 - 仙台の牛たんと利久のこだわり"
http://www.rikyu-gyutan.co.jp/corpo/about.html
「そういえば、前日に仙台入りしてからここで、ようやく仙台らしいご飯食べたよー」
「マジっすか、打ち合せ忙しすぎでしょ」
「まぁ会っておきたい人がいっぱい居たからねえ」
・レンタカーも無事精算して、空港の関空行き搭乗口につくと、イベントに居た大阪メンバーがいっぱい。みんなこのPeach便で帰るんだな。なお1日で250km運転してたっぽい。軽でもイケるもんだね。。
・とおもったら。他の香港メンバーは既に新幹線で東京についた中、件の香港メンバーがまだ仙台にすら戻ってない。新幹線の終電には間に合いそうもないので、仙台で宿を見つけて泊まるとのこと。うあー。。車で拾ってけばよかったかな、いやでもああいうのは実際に歩いて打ちのめされるのも、得るものが大きいし、レンタカーですっ飛ばしてしまうには惜しいし。ああもう。
・その後無事に関空からバスで梅田へ、電車で帰宅。レポートのことはとりあえずこんどだ!ということで風呂って寝たのでした。
やー。見るもの見られてよかったですよ。現場行ってなんぼでした。Ingressは、「現場」を強く意識させる仕組みとして、他のチェックイン系webサービスより、よっぽど良く、楽しく出来てる。
次はどうなるかわからないけど。
とりあえずうまいもん食って、コミュニティのチャットに飯テロに励みたいと思いますヽ(´ー`)ノ
Ingressは飯テロが本番やからな。。
(日本橋のNOMSON CURRYの方向を見つつ)