「ソーシャルもうええねん」買うたったー

出ましたよ総裁のブログまとめ本「ソーシャルもうええねん」(加筆あり)。
Amazonから「ロスジェネ心理学」と一緒に届いたんでニヨニヨしながら読んでおります。


エッセイでもなんでも、「体当たりで得た知見の詰まった本」というのは大体面白いもんでして。。門真つーかパナ出身のエンジニアやってはる筆者こと「総裁」が、このン年間のブログのうち「これ書いて大丈夫なの、ねえちょっと、ねぇ」的なものがまとまった本書も、そんな感じでござーます。

ドタバタ新規開拓まろびだし記というか何というか。そしてそんな新規開拓がなんとか成功している図ってのはいいものです。実にいいものです。無闇に希望がわきます。沸くんだってば。


↓こんな記事書いてはる方ですね。人気順のURL貼っておこう。

「はてなブックマーク > 人気エントリー > 『村上福之の誠にデジタルな話 - 誠ブログ』」
http://b.hatena.ne.jp/entrylist?sort=count&url=http%3A%2F%2Fblogs.bizmakoto.jp%2Ffukuyuki%2F

「はてなブックマーク > 人気エントリー > 『村上福之の「ネットとケータイと俺様」 - ITmedia オルタナティブ・ブログ』」
http://b.hatena.ne.jp/entrylist?sort=count&url=http%3A%2F%2Fblogs.itmedia.co.jp%2Ffukuyuki%2F

「村上福之のキャラ立ちエンジニアへの道 - エンジニアtype」

目次から幾つか抜粋するに、

・どういう人をターゲットに事業を起こすとモバゲーのように儲かるのか
・ヤラセと飲食店クチコミサイトと地方経済
・独立してから関わると面倒な人リスト
・iPod発売日にパナのエンジニアがしたこと
・週に1度 顔を合わせないプロジェクトは破綻する
・「日本から世界」へではなく「オレ発世界」へ
・本当に自殺するのは若者ではなくオッサン

みたいな、なんだか「シートベルト固く閉めような、あとチャックも閉めよう。」という身も蓋もないサバイブ語りに、若干の可笑しさを交えた内容になっているのではないかと。

まぁその、皆が皆プログラム書いて起業するわけではないと思うので、必読というもんではないのかも。ただ、語り口は軽妙なのと、「Facebookファン500人は35ドルで買える」といったナマの数字、プライドを捨てて人に聞いたり頼ったりする勇気、そういった物が並んでおりまして。自己啓発チックなシバキアゲ感銘話とか、全米が泣くような話では有りませんが、コクの有る本です。


まぁその、コクのあるいい話はあるかもしれない。
「最後に良かったと思える人生を」の項とか。


Amazonでクリックするなり、書店で手にとって頂ければーなどと思うわけです。というかまさか大阪の紀伊国屋までサイン本が並んだりするとは思わなんだ。
http://www.amazon.co.jp/dp/4904899334


あとコレがおもろかったので貼っとく。

「デスクトップ百景 第六十景:すべては「ファイル名を指定して実行」から - 村上福之」